引越し先のレンタルサーバに求める必須機能は以下の通り。
- 個人でも利用可能
- 様々なPHPのバージョンがプレインストール。簡単切り替え可能。
- データベース(MySql、PostGreSql)が入っている
- WordPressなどのソフト類の簡単インストール付き
- 簡易なコントロールパネル(私がLinuxの知識が乏しい為…)
- 現在使用しているプログラムが簡単に移行出来る(Ftp転送のみ)
- 安定稼動する有名なレンタルサーバ
- 国内にあるサーバ(国内にサーバが在る方が通信速度速い為)
- 地震に強い(東北地方太平洋沖地震(M9.0)で被害受けなかった所)
- マルチドメイン可能
上記内容を一言でまとめると、
ロリポよりメモリが潤沢に使える、ロリポみたいなレンタルサーバに移行したい!! です、ハイ。
(お買い得.netは、今まではロリポップのレンタルサーバで稼動していました )
該当するサーバは以下3つです。
レンタルサーバ | heteml(ロリポップ) | さくらレンタルサーバ | エックスサーバ |
ロゴ | ![]() |
![]() |
![]() |
お試し期間 | 15日間 | 14日間 | 10日間 |
プラン | スタンダードプラン | さくらレンタルサーバ プレミアム | X10プラン |
初期料金 | 0円 or 3,950 円
(2011年3月時点) |
1,000円 | 1,575円 or 3,150円
(2011年3月時点) |
月額料金 | 1,500円 | 1,500円 | 1,050~1,260円 |
使用可能容量 | 42.195GB | 40GB | 40GB |
機能一覧 | 機能一覧 | 機能一覧 | 機能一覧 |
各社のセールスポイント |
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備考 |
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※他にもファーストサーバ、大塚商会サーバなど検討しましたが、必須機能を満たしていない為、対象外とします。
どのレンタルサーバも、ハイパフォーマンス・大容量をうたっています。
それでは本題のレスポンス比較。
レスポンス比較には、Pingdom Toolsを使用しました。

上記ツールを利用して各レンタルサーバのレスポンスを比較してみました。
比較するページは以下の3ページ。どれもガリガリプログラムを書いています
※ちなみに検索結果ページは、5つのWeb Api(Amazon、楽天、Yahoo!、価格.com、Yahooオークション)を同時にリクエストして画面に表示してます
3つのページを、色々な時間帯に分けて計測してみました。(1回目⇒朝方、2回目⇒昼、3回目⇒夜、4回目⇒夜中、5回目⇒朝方)
その結果は以下です。
レンタルサーバ | heteml(ロリポップ) | さくらレンタルサーバ | エックスサーバ |
ロゴ | ![]() |
![]() |
![]() |
トップページ | ![]() |
![]() 平均11.2秒(1回目:10.5秒、2回目:13.8秒、3回目:10.5秒、4回目:11.9秒、5回目:9.5秒) |
![]() 平均10.9秒(1回目:9.6秒、2回目:12.2秒、3回目:9.7秒、4回目:13.1秒、5回目:10.0秒) |
検索結果ページ | ![]() 平均7.9秒(1回目:7.6秒、2回目:8.0秒、3回目:7.7秒、4回目:8.8秒、5回目:7.6秒) |
![]() 平均10.4秒(1回目:10.3秒、2回目:11.0秒、3回目:9.8秒、4回目:10.8秒、5回目:10.2秒) |
![]() 平均8.8秒(1回目:8.6秒、2回目:9.7秒、3回目:7.8秒、4回目:9.6秒、5回目:8.4秒) |
商品詳細ページ | ![]() 平均9.0秒(1回目:8.6秒、2回目:10.6秒、3回目:7.8秒、4回目:10.4秒、5回目:7.5秒) |
![]() 平均7.7秒(1回目:7.5秒、2回目:8.5秒、3回目:7.8秒、4回目:7.7秒、5回目:7.1秒) |
![]() 平均9.6秒(1回目:10.6秒、2回目:9.8秒、3回目:8.9秒、4回目:10.5秒、5回目:8.1秒) |
※上記画像は、1回目の画像を添付しています。2~5回目は省略しています。
考察と結果
どのサーバが一番パフォーマンスが良いか? 結論から言いますと、正直判りませんでした...
色々な時間帯で速度を測りましたが、どの結果もまちまち。どのレンタルサーバも共用サーバなので、他のユーザの使用状況によって結果は変わってきます。(マネージドサーバだったらそんな事はないでしょうが)
夜間の誰もWebを見ていない時間帯に計測すれば比較的正しいデータが取れるかと思い計測しましたが、結果、まばらなデータになりました。推測になりますが、バッチデータ(crontabで自動起動)で何かの処理を行っているのかもしれませんね。
私の結論
色々考えた結果、エックスサーバーに契約する事にしました。
理由は以下3点。特に赤文字部が決め手です。
- 利用率50%を目安に、随時帯域を増大。
- プラン簡単変更機能付き(ここ)
- 値段が他の2つよ500円も安い!
同じ悩みを抱えている、賢明な皆さんならお解りでしょう。
そうです、せっかく今のサーバから頑張って移行作業を行ってもさらにアクセスが伸びた時に、同じ思いをしてサーバを探す・移行作業を行う のは面倒じゃないですか?(Amazonのようなロードバランサーがついているサーバを使えば問題ありませんが、自分でLinuxの環境を構築する必要があります。ちょっと敷居が高いですよね。)
エックスサーバだと、X10プランからX20、X30へのプラン変更がマウスを数回クリックするだけで簡単に行えます。この先を見越して契約するのでしたら、プラン簡単変更機能が付いたエックスサーバが一番良いと思いませんか?
という事で私は今からエックスサーバと契約しようと思います。(←3月20日に契約済み。それから1年経過。2012年4月現在の使用感レポート。 今のところ、何不自由なく動いています。レスポンスも良好です♪)
今後、もっとサイトのアクセスが伸びれば、もちろんX20⇒X30 ⇒マネージドサーバに移行する予定です。
最終的にはマネージドサーバを夢見て、今後は頑張っていこうと思います。
以上、長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m