ネットを調べていても情報が無かったので、情報共有です。
ffftpを、CドライブのProgram Files(x86)に保存するとフォルダ・ファイルが表示されません。
FFFTPはWindows7 64bitに対応していないから見れないのか!? そう思っている方に念のためお伝えしておきます。
Winidows7 64bitでも別に問題なくFFFTPは動作しますのでご安心を!
Windows Vista以後はセキュリティ向上の為に、Program Files配下にデータを作る事を禁止しています。そのため、CドライブのProgram Files(x86)の下にフォルダ・ファイルを作ると、OSが勝手に仮想フォルダといわれる場所に保存します。 (そうです、この現象って、FFFTPだけではなく、Program Files 配下にデータを作るソフト全てにいえる事なんですね。)
仮想フォルダの場所は以下になります。
C:\%LOCALAPPDATA%\VirtualStore\Program Files(x86)\ffftp
例:C:\Users\Owner\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\ffftp
※ %LOCALAPPDATA%は環境変数と呼ばれるもので、パソコン内で管理しているフォルダパスになります。よって、それぞれのPCによって場所が異なります。コマンドプロンプト(黒い画面)でsetというコマンドを打てば確認する事が出来ます。以下に確認方法を画像を用いて説明しますのでご参考に。
①コマンドプロンプトを、スタート>すべてのプログラム>コマンドプロンプトから起動する。
②コマンドプロンプト画面でsetと入力すると、LOCALAPPDATAのフォルダパスが表示されます。
場所がわかれば、フォルダ・ファイルをコピーして以下の対策を行えば良いと思います。ちなみに私は1、2両方の対策を行っていますw
- 独自の場所にフォルダ・ファイルを保存する
- ユーザアカウント制御レベル(スタート>コントロールパネル>ユーザアカウントと家族の安全設定>ユーザアカウント>ユーザアカウント制御設定の変更)を一番低いレベルにする。(UACを一番低いレベルにと、直にc:\Program Files(x86)にファイルを保存出来ます)
仮想フォルダ ・・・ Program FilesフォルダやWindowsフォルダ配下に設定を保存するようなWindows7未対応のアプリが、Windows7上では急に動かなくなってしまうことが無いように設けられた互換性維持機能です。 Windows7未対応のアプリはVirtual Store有効で動作します。Virtual Store有効のアプリがProgram Filesのように保護強化されたフォルダにファイルを保存しようとすると、目的のフォルダではなくVirtual Storeと呼ばれる別のフォルダにファイルが保存され、 以後、同じファイルを開こうとしたときにはVirtual Store側にあるファイルが開かれる仕組みになっています。
参考URL:Windows Vista/7 のファイルの仮想化(Virtualization)について